「見込みのある」成績の取りかた | ハーバード大学入試突破法

ハーバード大学入試突破法

生まれは九州、小学生で渡米し、ハーバード大学を卒業した僕の経験談です。皆様のお役に立てば光栄です。

高校時代、僕は学年で二番目に成績が良かったです。理由は知りませんが、一番成績が良かった生徒はハーバードを受けませんでした(決して脅したりしてません)。もし受けていたら僕の合格は危なかったと思います。僕の高校はとても小さく、一学年120人しか生徒がいませんでした。ハーバードとしては、そんな小さな高校から二人も受け入れるのはなるべく避けたいものでしょう。

 

 

もちろん僕が「特別」な生徒だったら話は別だったかもしれません。例えば、僕が黒人、ヒスパニック、又は先住アメリカ人(インディアン)でしたら成績一位、二位でなくても合格できる自信はあったでしょう。公平不公平は別として、様々な環境で育った生徒をキャンパスへ集めるのもハーバード入試審査員の一課題ですから。

 

 

でも僕もこのブログを読んでくださっている皆様も、勤勉、優秀であるべき東洋人として評価されます。ですから成績はかなり厳しく見られるでしょう。

 

 

しかし、だからといって現時点で成績があまりパッとしていない志望者は諦めるべきだとは言い切れません。正直実例は知りませんが、「見込みのある」成績の取りかたをすれば、合格の可能性が出てくると読んだことがあります。例えば、高校一年目はB、二年目はA-、そして三年目はA+という成績表を提出すれば審査員が、「こいつは高校二年目で目覚めたな。将来が期待できそうだ。」と思うかもしれないということです。

 

 

勤勉、優秀な東洋人といえど、所詮高校生なのです。童貞捨てることで頭いっぱいで、勉強なんか手につかない思春期なのです。ですから多少の過去の過ちは許してくれるかもしれません。最終的に審査員が求めているのはこれから伸びていく可能性なのですから。