SATで1390点取る方法 | ハーバード大学入試突破法

ハーバード大学入試突破法

生まれは九州、小学生で渡米し、ハーバード大学を卒業した僕の経験談です。皆様のお役に立てば光栄です。

僕はSATを受けて、MATH760点、VERBAL630点、あわせて1390点取りました。「確かSATは1600満点だから、1390点程度でよくハーバードに入れたな」とおっしゃる方もいるでしょう。そのとおり、ハーバードに合格するのにSATで満点近く取る必要はないのです(もちろん満点近く取ったハーバード大学生は多いでしょうが)。現に僕は1250点で入れたようです(合格通知と一緒に送られてきた書類上では、僕のSATの点数は1250点となっていました。1390点取った後、僕が急いで報告したのにもかかわらず)。


しかしいくら大学入試がSATだけではないといえど、SATで高得点を取って損はないでしょう。僕も高校時代そう思い、夏休みの始めにSAT攻略本を買い込んで勉強しようとしました。しかしどこかで「大学入試はSATだけではない」という思いがあったせいか、夏の街を歩く女の子の眩しい肌が目に付いてしまったせいか、勉強は全然はかどりませんでした。単語を覚えようともつまらなく、攻略法を読んでも実用性に欠けているように感じて、攻略本についている数少ない過去のSATのコピーを使ってしまうのはもったいないような気がして、結局何も出来ないまま夏を終わらせてしまいました。


その結果1250点です。これではいけないと思い、友達の勧めで手に入れたのが過去のSATのコピー集です。今でも売られているようですね:


 
著者: Princeton Review
タイトル: 11 Practice Tests for the New SAT & PSAT (Princeton Review Series)

もちろん僕が使ったのは古いバージョンですが、すごく役立ちました。SATで点数を上げたいならば、SATに慣れるべきだと気づきました。過去のSATを何度も受けているうちに、問題のパターンがつかめてくるような気がしました。A,B,C,D,Eの答えから正解を選ぶ際、「Aはパッと見で判断する人向けの落とし穴。Bは正解の逆。Cは正論ではあるんだけど問題には関係ない。だから正解はDかEだろう。」ってな具合に。ビデオゲームの攻略本を読みまくるよりも、実際に何度もそのビデオゲームをする方が上手くなるような感覚です。


その経験を覚えていたせいか、僕はGMAT(ビジネススクール入試で受けなくてはいけない試験)の勉強するのに、何度でもサンプル試験が受けられる設備が整ったKaplan の施設を使わせていただきました。講師が問題の解き方を説明する授業にも出たのですが、やはり一番役に立ったように感じたのはサンプル試験でした。おかげで800点中760点という高得点を取ることができました(結局ビジネススクールへは行かないことにしましたが)。Kaplan の施設を使うのは決して安くはないですが、検討する価値はあると思います。ちらっとホームページ見たところ、日本にもあるそうです。