ハーバード目指すならば鈴蘭高校 | ハーバード大学入試突破法

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生まれは九州、小学生で渡米し、ハーバード大学を卒業した僕の経験談です。皆様のお役に立てば光栄です。

最近、高橋ヒロシ先生作の「クローズ」という漫画を読みました。すごく面白い不良漫画で、それを読みつくすまで近所の漫画喫茶へ通いました。


著者: 高橋 ヒロシ
タイトル: クローズ 1 (1)

主人公が通う鈴蘭高校は不良ばっかりということが有名で、登場人物誰一人と進学を考えていなかったと思います。いたとしても偏差値の高い大学は決して狙っていませんでした。


日本の大学はどうか知りませんが、ハーバードを目指すならば鈴蘭高校のような高校へ通うのは悪くない考えかもしれません。何故なら審査員の目には、レベルの高い高校の10位の成績を誇る志願者よりも、無名な高校のダントツ1位の成績を誇る志願者の方が新鮮に見える可能性が高いからです。しかもエッセイなどを通してその高校の実態を上手く伝えることができれば、新入生が似たものばかりになることを毛嫌う審査員は強い興味を持つでしょう。それにそういう高校で積んだ経験を生かせば、かなり面白いエッセイが書けるでしょう。何万というエッセイの中、「武装戦線との死闘で学んだこと」は必ず審査員の目を引くでしょう。ちなみに僕は中野の公園でチーマーに襲われたことについて書いたエッセイを提出しました。


高校二年の時、僕は始めてPhillips Exeter Academy という進学校のことを知りました。アメリカで一番レベルが高いと騒がれる高校で、噂では成績1位から40位まで皆ハーバードへの進学を保証されるそうでした。それほどレベルの高くない自分の学校で成績2位だった僕は、Phillips Exeter Academy の生徒でなかったことを悔やみました。転校まで考えました。しかしハーバード入学後、Phillips Exeter Academy の卒業生と知り合い、噂はデタラメだということを知り、更にその生徒が化け物のように頭がいいことを知り、高校の選択を間違っていなかったことを確信しました。